屋久島リレープロジェクト
受け継がれる姿勢
こんにちは。おおぞら高校の"きくっち"こと菊池です。
屋久島スクーリングでは、体験型の学習の他に"おおぞら授業"と呼ばれる座学もあります。
今回は数学の授業を担当している野間先生にインタビューしました。
Q. 野間先生が数学に興味を持ったきっかけを教えてください。
A. 実は中学生の頃までは数学が苦手で嫌いでした。しかし、高校時代にある先生と出会ってから、数学に対する向き合い方が変わりました。その先生は数式を「美しい」と表現したり、 証明をラブレターに例えたり、とにかく楽しそうに数学について語っていました。それで、私も数学を楽しんでみたいと思ったんです。とはいえ、数学は苦手だったので、視点を変えて取り組んでみました。当時は歴史が好きだったので、最初に数学の歴史を勉強してみました。
Q. 数学の面白さはどこにありますか?
A. 「一度証明されたものは不変である」というところに魅力を感じています。「地球最後の日が来ても、今ある定理は永遠」というところにロマンを感じます。
Q. 授業で数学を教える時、どんなことを大切にしていますか?
A. かつて私の目を開いてくれた先生のように、私自身が純粋に数学を楽しむことです。基本的には、答えの正確さよりも、考える過程を大切にしています。
Q. おおぞら授業を受けている生徒の様子を教えてください。
みなさんも想像つくと思うのですが、数学は好き嫌いが分かれやすい教科で、授業の最初に"数学が苦手な人?"と聞くとほとんどの人の手が挙がります。
しかし、授業後に「初めて数学を楽しいと思えた」「数学が楽しいと思える日が来るとは!」といった感想をもらえることもありました。スクーリングで少しでも数学が楽しめる自分に出会えたことを大切に、今後にいかせてもらえたら嬉しいです。そして私自身も50分の授業が生徒の未来に少しでも繋がれた瞬間なのかなと思います。
おおぞら授業は、スタッフの経験、思い、そして生徒の未来につなげる場です。皆さんもスクーリングで、未来につながる経験を積んでみませんか?
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