好きなことを追求する中で様々な出会いがあり、視野が広がり、自分というものが見えてきました。

皆さん、こんにちは。おおぞら高校の松元です。
今回は8月24日に実施された、つながる学科 自分探求コースのつなげる実習オンラインにて講師をされた河村卓馬さんについてお届けします。

河村さんは屋久島在住で、竹細工職人として活動をされています。

河村さんのお話によると、竹細工は長持ちし、壊れても直して使え、捨てても自然に還ります。また、放置竹林の問題の解決にもつながることから地球環境に優しい、サステナブル（持続可能）な素材であるそうです。

つなげる実習オンライン授業では、実際に竹細工のパーツを一つひとつ竹から切り出すところを実演していただきました。一本の竹が河村さんの慣れた手さばきで、0.1ミリ単位の決められた厚みの竹のパーツになっていく様子を見て、生徒からは「すごい！ 職人技だ！」「かっこいい！」などたくさんの反応が返ってきていました。

最後に、河村さんから生徒に向けてこんなメッセージをいただきました。
「僕も高校生の時にはやりたいことが見つからずに悶々としていました。大学生の時にBMXという自転車競技に出会い、好きなことを追求する中で様々な出会いがあり、視野が広がり、自分というものが見えてきました。そして、本当にやりたいことが見つかった。皆さんも何かしら、興味のあるものがあったり、好きなものがあったら、それを無理なく楽しみながら続けていければ、きっと将来につながっていくものになっていくと思っています。」
これまでの「好き」が原動力となって、今の竹細工という道が開けてきたと話す河村さん。
皆さんも、おおぞら高校で自分の本当の「好き」を探してみませんか。

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