二度目のスクーリングへの思い

皆さん、こんにちは、おおぞら高校の北木です。
今回は屋久島スクーリングに参加した、Sさんのスクーリング期間中に書いたみらいノート®を元にインタビューを行いました。

北木「普段通っているキャンパスから、年に一度の屋久島スクーリング、どういった気持ちで今回来ましたか?」

Sさん「去年も実は参加していましたが、苦い思い出がありとても不安で行きたくない気持ちが強かったです。でも今は友だちもできて本当に去年と比べ、より良いスクーリングになりました。」

北木「最初はとても不安だったと思いますが、4日目を迎えた今振り返ってみて、気持ちが前向きになった瞬間はどんな時でしたか?」

Sさん「2日目の授業で二人組になって活動をするときに、本当に不安だったんですけど、クラスのみんなが優しくしてくれて、そっけない態度ではなくて、頑張ろうと自分に接してくれることで勇気をもらえて、どんどんスクーリングに行く前の不安が薄れていきました。」

北木「チームビルディングでの人との関わりを通して不安が薄れていって良かったです。最初の不安な気持ちを解消するために、自分なりに何かしたこと・心がけたことははありますか?」

Sさん「寝る前にスマホのメモ帳に、今日起きた出来事を書いたり、文末に【明日もポジティブに】と言葉をつけて自分は大丈夫と鼓舞したことで、不安を解消できたんじゃないかなと思います。」

北木「自分を鼓舞することはとても大切なことですね! 4日目の授業は、クラス内のみならず他クラスとも色々なコミュニケーションを取る機会も多く、自分を開示する内容が多かったと思いますが、それはいかがでしたか?」

Sさん「実はその時、同じグループの人と会話はしていたんですけど、他のみんなが積極的に他チームと交渉しているのを見て、自分だけ取り残されている・理解が追い付かない感覚になり、途中で挫折しそうでした。その瞬間に、チームの仲間が「大丈夫?」と声をかけてくれ、「次こっちいこう」と手を引っ張ってくれ、自分の役割を見出すことができ、成長を実感することができました。

北木「成長につながったスクーリングだと感じてもらえた分、帰るのが名残惜しいですね。一期一会な出会いで、横のつながりはスクーリングを通して、これはかけがえのないものなんだと感じられましたか?」

Sさん「去年は苦い思い出もあり自分のことしか考えられていなかったんですけど、今年は周りをきちんと見られて気遣うこともできました。少し余談にはなってしまうんですけど、ご飯がとてもおいしくて、献立もみらいノートに書きました。あと、食わず嫌いも改善することができました。」

みらいノートに、屋久島スクーリングでの出来事が沢山綴られていました。
使い方次第で、過去をも変えることができるツールになり得るのだと、スタッフも元気を貰いました。
色々な人と出会い、なりたい大人へ一歩でも近づけるよう、みらいノートを最大限活用してみてください。