つながる学科
courseジブン探求コース
社会構造の変化から、「つながり」の重要性の再認識・自然や人との共生意識の向上・通信制高校含む、学びの多様化と一般化が進みました。また、ICTを駆使した学び方が拡大し、どこからでもどことでも繋がり学べる環境が整ってきています。この中で、改めて「屋久島」ならではの新しいサービスが提供でききる機会が生まれました。
ジブン探求コースとは
つながる学科「ジブン探求コース」では、 『 人 』『 自然 』『 社会 』『 世界 』 とのつながりを通じて、「自分自身がどうありたいか」と向き合い、「なりたい大人」像をはぐくんでいきます。オンラインでの自宅学習プログラムや、人・自然・社会・世界を学ぶプログラム、さらにはそれらを身近に感じる実習を通じて、日々つながりを感じて学ぶことができます。また、年 1 回の屋久島でのスクーリング「屋久島つなげる実習」では、実際の人・自然・社会・世界に触れ、五感を通じて「直観力」と「共感力」を育み、 唯一無二の体験と仲間を得ることができます。何かのきっかけでつながり、興味を持ってつなげ、そしてそのつながりの中での自己成長をサポートしていきます
ジブン探求コース
❶卒業までのつながるサポート
日々の学習では、専用の動画教材を活用して、パソコン・スマートフォン・タブレットで、いつでもどこでも学べます。また、学習状況は担当教員が把握し、月に 1 度のオンラインや電話を使ってのサポートでは、「困った」「わからない」に対応するとともに、進路や、保護者の相談にも対応しています。先生との継続的な 「つながり」が生徒を卒業に導きます。
- 全科目授業動画(オンデマンド配信)
- 担当教員によるオンライン(電話)サポート(月1回~)
❷屋久島つながるゼミ
『人』『自然』『社会』『世界』のテーマについて、屋久島とのかかわりの中で学びます。通常の科目教育では取り扱わない内容を、実際の現場取材などを元に学びます。
- オンライン講座(リアルタイム配信/年42 回)
❸つなげる実習オンライン
屋久島つながるゼミで学んだことについて、現場に実際に教員が赴き、オンラインを通じて、取材や調査を一緒に行います。実際の現場で感じたこと、見聞きしたことを参加している 全国の仲間とディスカッションしたがいの理解を深めるとともに、さまざまな出会いやつながりのきっかけを得ることができます。
- オンライン実習(双方向リアルタイム/年42回)
屋久島つなげる実習(スクーリング)
年1回参加する屋久島つなげる実習(スクーリング)では、これまでオンラインでつながっていた『人』『自然』『社会』『世界』に直接触れ、五感をフル活用して「直観力」や「共感力」をみがきます。世界自然遺産の島でしか感じ取れない唯一無二の体験を通じて、改めて自分を認識し、また仲間や「つながり」を再確認します。
- リアル実習(8泊9日 または 4泊5日)
実施プログラム例
社会とのつながり
屋久杉の加工場の現状を視察し、そこで働く人にインタビュー!製品化された工芸品の販売の実態を体感します。
自然とのつながり
屋久島の東部に位置する春田浜を訪れ隆起サンゴ礁の観察を行います。タイドプールに生息する生き物を実際に観察し、生物多様性、海の豊かさについて学び、自然環境のためにできること考えます。過去とのつながり、自然とのつながりを体感できるプログラムです。
屋久島での様子を動画でお届け!
初めての場所や人に不安を抱えて屋久島にやってきた生徒も、スクーリングを終えると口をそろえて「行ってよかった!」と笑いかけてくれます。
屋久島とはどんな学びの場なのでしょうか?動画を見て、ぜひ想像してください。
在校生インタビュー
この4月から新入生としてつながる学科に入学した生徒とお母さまへインタビューしました!
進路に屋久島おおぞらを選んだ理由は何ですか?
自宅で学習ができるサポート体制があることと屋久島スクーリングです。自宅で学習する方が集中しやすいし、自分の好きなタイミングで勉強できるからです。何より屋久島に行ってみたいので屋久島スクーリングが楽しみです。
お母さま: 時代は変化しているのに教育システムは昔と一緒で違和感があった時、子どもから通信制に行きたいという話を聞いて、「あっ! いいな」と思いました。可能性が広がる感じがして、面白いんじゃないかなと思いました。なかなか屋久島には行く機会もないし、そこに高校があるということもすごいなと思いました。
つながる学科のいいところを教えてください
色んな都道府県の人とつながって話せるのが楽しい! 放課後タイムも楽しいです! 何よりも屋久島とのつながりの中で様々なことを学べるところがいいところです。
これからの目標は何ですか?
今はノルウェーに興味があります。ノルウェーの自然がとてもきれいだったので、一度行ってみたい。留学してみたいです。できたら、勉強もがんばってノルウェーの大学に行けたらいいなと思っています。
お母さまからみてお子さまの様子はいかがですか?
お母さま:屋久島つながるゼミやつなげる実習オンラインの時間が来ると部屋に入って自分で準備して、終わったらにこやかな表情で帰ってくるので楽しかったんだなと思っています。私は高校に「通って」いたので、通信制の生活パターンや子供が決めた時間配分は、一般的とはかけ離れた生活を日々送っていることに今はまだちょっと戸惑いはあります。ですが、社会に出た時に「自分で決断して、計画立てて、何かをやる」そういうところで力がついてくると期待し、見守っているところです。